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喫茶店店員さんにおける、その雛壇芸人ばりの切り返しについてのミニ考察

 某喫茶店に行ったら、近くの席に座る50代くらいの男性が、店員さんに絡んでいた。


 お客:「このスパゲッティさ、ちょっと高いから、じゃんけんして俺が勝ったら半額にしてよ」

店員さん:「す、すみません…ウチではちょっとそういうことはできなくてですね…、私個人としては、と…とてもしたいと思ってはいるのですが…!」

お客:「ハハッ!笑 オーケーオーケー気にしないで!笑」


 うまい、と思った。
 「私個人としては…」と、マニュアルを脱した、一個人の考えを述べるのは、いいな、盗みたいな、と思った。

 またこういうやりとりもあった。


お客:「このパスタ、もし美味しくなかったら半額にしてよ」

店員さん:「わ…分かりました! その場合は私のお給料から出させていただきます…!」

お客:「ハハッ!笑 いやいや冗談だよ!笑」


 これは素晴らしいと思った。
 おそらくこの店員さんは学生アルバイトであるが、経営者マインドというか、自分の範囲を超えたところまで責任を負う、という覚悟がある、と感じた。
 書を読むことと同じくらい、人を「読む」ことは大事だ、と思った2015年3月24日。