働き方についての一考察 ───佐々木常夫氏を参考に

リーダーは仕事を“断捨離”し、「本丸」を成し遂げよーーワークライフバランスの先駆者・佐々木常夫さんが語る「働き方改革」 - リクナビNEXTジャーナル http://next.rikunabi.com/journal/entry/20170329_D1

 

 働き方系の本を多く出しておられる佐々木常夫氏のインタビュー。

 読んでいて、びっくりした一文があった。

 それは、管理職はプレイングマネージャーになってはいけない、という文脈で語られたことだ。

 

 問題は、部下ができることまでやっている管理職です。

私に言わせると、ほぼ犯罪ですよ、それは。

部下の成長機会を奪っているし、役職分上積みされた給料に見合う仕事をしなきゃいけないんです。

 

 犯罪。

 とても強い言葉だ。

 この部分から、会社組織において管理職はいかにして現場を鼓舞し、ビジョンを示して共有し得るか、ということで、管理職が実務をやってはいけないということになりそうだ。

 しかしながら実際、プレイングマネージャーとなっている課長も、世の中には多いのではないか。

 私の所属していた会社の課長も、実務もしなければいけなかったから、常に忙しそうであった。

 課長がむしろ、現場の最前線でかつ模範である、という企業風土であるため、プレイングマネージャーであるのはある意味当たり前だった。

 しかし、別な点からいうと、それはただ単に人材が不足していたからだろう。

 なぜ人材が不足しているのか。

 どんどん辞めていくからだ。

 なぜ辞めるのか?

 深夜残業が常態化し、トータルの労働時間に対して給与が割に合わず、また休みも飲み会でつぶれることがしばしばだからだろう。

 また別な点からいうと、やっていることが無駄に多いのかもしれない。

 あるいは、アルバイトがやるべきことを正社員が全てやっているからかもしれない。

 つまり、そもそもの仕事の割り振りがおかしいのかもしれない。

 また、やらなくてもいいことをやっていて、1番やるべきことに特段注力していないという、仕事の優先順位がまるで本末転倒になっているのかもしれない。

 

 私が前の会社に感じていた違和感は以上のような形だ。

 これらを全て改めれば万事解決、というほど問屋は卸さないと思うが、残業時間と給与の面をどうにか改めれば、人材は募るはずだ。

 私は今28歳だが、20代、あるいは30代もそうかもしれないが、この時期はお金と時間があまりにも貴重かつ重大な位置を占めるものかと思う。

 この時期に会社に薄給で散々拘束されたらたまったものではない。

 常々、働き方を考え、「将来どうなりたいか? そのためには今、何をすべきか?」を考えることが大事なのではないだろうか。