或る学生たちの会話 ───『外』へ

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 某定食屋でお魚定食を注文して席に着いてから食べ終わるまでのこと─────

 

 

 通路を挟んだ向かい側の席に座っていた男子大学生の会話が気になった。

 

 彼らはそもそも脚をこちら側に投げ出し、かつ屁を堂々とかましたりなど、怒鳴って思い切りブン殴りたくなるくらいイラついたが、会話の中で2点興味深いことがあった。

 

 一つはこんな事。

 

飲酒運転ってさ、結局バレなければよくね?(笑)今度やってみようかなぁ(笑)

 

 これって、共謀罪にならないか?

 

 軽いノリで気分的に「(笑)」的テンションで言っていたとは言え、堂々と犯罪を今から行いますよ的なことを言ってのける精神…ヤバイな。(悪い意味で)

 

 もう一点。

 

「俺、子ども嫌いだから、もしもできちゃったとして子どもが反抗期になったら殺しちゃうかもしれない(笑)

 

 「は?」

 

 と思ったが、こういう人がなるほど、虐待をして子どもを殺すのかなぁとも思った。

 

 時々虐待がニュースになるけど、親は大体若いから、きっとうっかり子どもができてしまった家庭だったんだろうな。

 

 「うっかり」できてしまったから、「うっかり」殺してもいいかな、邪魔だし、ウザいし、みたいなメンタリティーだったのだろう。

 

 僕はまだ結婚もしてないし、ましてや子供もいないから、実の子供を虐待した親のことについて、あれこれ目も当てられないようなひどく汚い言葉を吐き捨てることはここではできないけれど、そういう親にはならないようにしたい。いや、そうしないと地獄に堕ちるだろう。

 死後、天国とか地獄とか、そういうスピリチュアルなことにはまるで関心がないけれど、なんというか地獄に堕ちるような気がしてならないから。

 

 そんなことを、隣の学生たちの何気ない会話からふと思いをめぐらしてしまった。

 

 あるCMプランナーが高級喫茶店でソフトバンクのCMをウンウンと唸りながら考えていたときに、隣のマダムグループの話が耳に入って、そこから犬のお父さんCMができたという逸話がある。

 

 「面白いこと」は、自分の外にあると改めてつくづく思ったのだった。