しかしそのご指摘は「ハッ!」と、目の覚めるような思いをしたものだった。
つまり、こんな風に叱られた。
「キミね、今日の失敗した点を最初に言ってから『しかし今日この点良かったです!』というのは、社会人としてナシやで。その言い方やと悪い点を隠蔽してるみたいやん。だから報告の際は良い点を先に言って、悪い点を最後に言えよ。」
と。
全く仰る通りだと思い、また同時に「感動」すらした。
また、上のようにお叱りを受けて一つ思いついた。
今度逆に、他者を評価する場合は、先ず悪い点を指摘し、最後に良かった点を言うべきではないかと。
まとめると、
- 自己評価をする際は「良→悪」
- 他者評価をする際は「悪→良」
この順で評価する、と。
これが人間が人間的に…というと行き過ぎだが、社会人が社会人的であるために心掛けるべき点なのかもしれない、と思い知った。