14年ぶりに見たが、「まぁ、面白い。」というのが、率直な感想。
当時映画館で見たときは、
「千と千尋の神隠しより面白い!」
と思ったが、見終わって、「そうかな?」という印象。
いや、千と千尋の神隠しをもう長らく見ていないからなんともいえないが。
というのも、見ていて視聴者の対象が女性で、かつ結構年齢が上の方なんじゃないかなぁ、と感じざるを得なかったからだ。つまり少女マンガだと感じた。ひしひしと。
要するに、ターゲットが自分のような30歳前後の男性ではないのだ。全くもって。
その意味では、ラピュタも風立ちぬも、主人公が男で、特に風立ちぬは青年(堀越二郎)なので、共感するようなところがあった。
だから、ハウルを見てピンとこなかったのかもしれない。
映画でも小説でも、
「ここに書いてあることは、ここに出てくる主人公は、まるで自分のことだ!」
と思えるような作品こそ、自分を噛んだら刺したりするようなものなのかもしれない。
P.S. 荒地の魔女…完全に出オチやん(笑)