休日はスタバに行くことが多い。
理由はそもそもまず喫茶店でダラダラしたり本を読んだり、こうしてblogを書くことが好きだからだ。
その中でもなぜスタバが好きかというと、理由は幾つかある。
まず、そこには最先端がある「気がする」からだ。
いや、実際のところ最先端などよく分からないし、「まさにそれ」という最先端など見たことがない。
しかしそこには雰囲気が明らかに他の喫茶店と違う「何か」があり、それは「新しい」「何か」な気がしてたまらないからだ。
実際それでスタバに通って実利を得たことはないのだけれど、なにかこう、滅多に出会うことができない貴重なポケモンのように、何かがありそうなダンジョン感というか、草むら感というか、そういった空気感が、スタバには感じられるのだ。
何もないけれど、「何か」があるような空間。
それはつまり神社仏閣や教会のような、霊的なスポット、パワースポットというものに近い。
そこに行くこと、滞在することで実利的な何かが得られるわけではないんだけれど、「何か」(さっきからこのキーワードばっかりだな)が自分をこう、駆り立てるというか、あるいは支えてくれるようなものを精神的に得るような空間。
別に「ご利益」というものでもない。
そうではないけれど、満足感が高い。
なんなんだろう、スタバのこの「魔力」みたいなもの。
分からない。
分からないからこそ惹きつけられるし、そしてそのために好きだ。
スタバが好きな理由をもう一つ。
店員が客に「魅せる」ところだ。
今こうしてスタバでblogを書いているのだけれど、会計時の店員さん、努めて明るくポップな雰囲気で(「ポップ」というのもよく分からんけれど、なんだろうなぁ、ノリが良くて腰が低い感じかな)、とてもそれが好きだ。
特にグッときたのが、客から注文を受けてドリンクを作るために後ろを振り返るときの仕草。
顔をこちらに限りなく残しつつ、余韻を残しつつ、後ろを振り返るのだ。
…この書き方で伝わるだろうか?
あれですよ、体の向きとともに振り返るのではなく、最大限にこやかスマイルを客側に向けつつ、顔の向きが体の向きについて行くような形で振り返るんですよ。
…おわかりいただけただろうか?(「おかわり」ではありません。←Twitter界で有名な書き間違いですよね)
あれが、素晴らしいんですよ!
そう思いませんか?
客に見とれ、恋するような形で接客をする。
それでいて謙虚であること。
この接客スタイルが好きだから、スタバが好きだ。